ネズミ駆除は自分でできる?業者に頼むべき?後悔しない判断ガイド

- ネズミが住み着いてしまったが放置して大丈夫?
- 自分で対策するなら何ができる?
- 業者に依頼した方がいいの?
- 業者は高額?どんな作業をしてくれる?安心して頼める?
ネズミ被害で難しいのは
今の状況で「自分で対応できるか」「業者を検討すべきか」を判断することです。
様子を見ていいのか、早めに動くべきか。
迷う人は多いと思います。
この記事では、ネズミ被害を段階ごとに整理し、
「自分でできる対策とその限界」
「業者に相談すべきタイミング」
「業者選びで失敗しないための確認事項」
についてまとめました。
「大丈夫かな?」と感じている今だからこそ、後悔のない判断をするための材料として、この記事を役立ててもらえたら嬉しいです。
家にネズミが住み着いた場合のデメリット

ネズミが家に住み着くと、健康被害や建物・家財への被害、精神的なストレスが生じると言われています。
放置すると繁殖が進み、感染症のリスクが高まったり、配線や木材がかじられて建物の劣化に繋がったりする可能性もあります。
また、天井裏や壁の中を走る音による不眠、突然遭遇するかもしれないという不安など、生活面でのストレスも無視できません。
ネズミ被害の状況別4段階

ネズミ被害は、気付いた時の段階によって取れる対策が変わります。
ここでは被害の進行度を4段階に分けて整理してみました。
明確に線引きできるものではありませんが、自分の状況を整理するための目安として参考にしてもらえればと思います。
初期(気配)
ネズミが下見をしている、侵入し始めの段階です。
- 夜間に天井裏や壁の中でガサガサ音がする
- 家の周りや部屋の隅に糞が落ちている
私は空き家で乾燥した古い糞を見つけました。
その後新しい糞や痕跡は見つかっていないため、この段階だった可能性があります。
餌となるものがなかったため、住み着かなかったのかもしれません。
中期(定着)
ネズミが家に住み着き、活発に活動している段階
- 壁や柱にネズミが移動した後の黒ずみ跡(ラットサイン)
- 食材やビニール袋がかじられた跡
- 尿のようなツンとしたニオイがし始める
後期(繁殖)
繁殖し、どんどん個体数が増えている段階
- 昼間でもネズミを見かける
- 電気コードや建具などが激しくかじられている
- 頻繁に複数匹が走り回る音がする
ネズミが繁殖し始めると個体数が一気に増え、自力での完全駆除が難しくなり、被害も拡大していきます。
末期(衛生・経済ダメージ)
住む場所や健康面、精神面において実害が出ている段階です。
- ダニの被害や感染症、アレルギー症状などの健康被害
- かじられたコードからの漏電やショートによる火災のリスク
- 走り回る音や鳴き声などの騒音やニオイ、遭遇リスクなどによる精神的苦痛
ここまでの状態になると、駆除・修繕・殺菌・消臭など大掛かりな作業が伴います。
増え始める前に自分でできるネズミ対策

自分で対策や駆除を行うのであれば、ネズミの数が増えないうちに対処することが重要です。
ネズミの餌となるものの徹底管理
ネズミの餌となるものを減らすことは、自分でできる有効な対策のひとつです。
- 袋のまま外に置かず、蓋つき容器や冷蔵庫で保管する
- ゴミ箱は蓋つき、三角コーナーの生ごみも毎回片付ける
他にも、ペットの餌やお供え物もネズミの餌となるので気をつけましょう。
食べ物の保管方法やゴミの管理を見直すだけでも、ネズミにとって住みにくい環境になります。
忌避剤の使用・侵入口を塞ぐ
初期段階で、侵入経路がある程度想定できる場合には、市販の忌避剤を使って一時的に追い出し、その後に侵入口を塞ぐという方法も考えられます。
ただし、侵入口の特定は意外と難しいです。
私の場合も、どこから出入りしていたのかを見つけ出すことはできませんでした。
確実に出入りしている場所が分かれば作業もしやすいですが、素人が行う対策としては難易度が高いと感じます。
さらに注意したいのが、先に侵入口を塞いでしまい、ネズミを家の中へ閉じ込めてしまうケースです。
逃げ場を失ったネズミが室内に出てきたり、見えない場所で死んでしまい、悪臭や害虫の発生に繋がる可能性があります。
罠の設置
罠を設置する場合は、捕獲後の処理まで自分で対応する覚悟が必要です。
回収が遅れると腐敗による悪臭やウジ・ダニの発生、さらには別の害獣を呼び寄せるなど、二次被害に繋がることもあります。
空き家など頻繁に様子を確認できない場合は、罠の使用は特に慎重に判断したほうが良いと思います。
自分で駆除をする際の限界の目安

ネズミ被害は、初期であれば自分で対策できる場合もありますが、限界もあります。
- 被害は軽減しても、完全には止まらない
- 侵入口が分からず、対策の正解が見えない
- 今の対応で本当に十分なのか、不安が消えない
- 被害が広がった場合の対処が想像できない
こうした状態では、被害が深刻でなくても、自分で判断し続けることが負担になります。
被害が拡大してから動くのではなく、判断に迷い始めた時点で一度立ち止まり、業者という選択肢を含めて考えることが、結果的に被害を抑えることにも繋がります。
対策に迷いを感じている状態が、自力での駆除の限界だと感じています。
【私の場合】様子見を選んでいる理由
今回の私の場合は、空き家での出来事でした。
最初に見つけたのは、乾燥した古いネズミの糞でした。
一度掃除してから半年以上が経ちますが、今のところ新しい糞や明らかな痕跡は見つかっていません。
念のためネズミ捕りも多めに設置していますが、どれも掛かっておらず、現在は様子を見ている状況です。
あくまで私の場合は「被害が進行していないかを確認しながら様子を見る」という判断です。
作業内容と費用の幅から分かること
ネズミ駆除は業者によって作業内容や保証の有無など異なります。
料金も発生場所や被害状況によって数万円~数十万円と幅があります。
被害が軽い早い段階であれば、比較的費用を抑えられるケースも多いようです。
反対に、放置してしまうと健康被害や建物被害が広がり、費用も掛かりやすい傾向があります。
ネズミ駆除業者の選び方

いきなり1社に決めるのではなく、2~3社ほどに話を聞き、見積もりを依頼するのがおすすめです。
比較しやすくするため、候補の中に大手業者を1社入れておくのがおすすめです。
見積もりや現地調査を依頼する際に、これだけは確認しておきたいと思ったことを5つ挙げます。
- 現地調査、見積もりに費用がかかるか
- 見積もり後に金額が変わらないか
- 再発時の対応(保証)があるか
- 今すぐ決めるよう急かされないか
- キャンセル料や手数料の有無
「現地調査、見積もり無料」と書かれている場合でも、出張費や高所作業費などが別途かからないかを確認しておきましょう。
また、現地調査費用の有無だけで、業者の良し悪しは判断できません。
料金や作業内容について、丁寧で誠実な説明をしてくれるかを重視しましょう。
相見積もりの場合は、問い合わせ時や現地調査の冒頭で「他の業者さんにも見てもらう予定です」と伝えておきましょう。
見積もり後、依頼しない場合にも、必ず連絡を入れましょう。
「家族と相談した結果、別の業者さんにお願いすることにしました。丁寧な調査をありがとうございました」といった一言で問題ありません。
業者を検討するひとつの判断基準

業者を検討するかどうかは、「作業ができる・できない」だけで判断するものではありません。
- 対策しても音や痕跡がなくならない
- どこから入ってきているのか分からない
- 今の対応が正しいのか判断できない
このような状態が続くと、被害そのものよりも「判断し続けること」が負担になっていきます。
「今すぐ動くほどでもない気がする」
「でも放置していいのか分からない」
そんな迷いが続き、不安が消えない場合は、自分で考え続けるのではなく、業者を検討するタイミングだと考えています。
ネズミ被害で迷ったら「まずは相談・見積もり」から考えよう

日頃から食べ物やゴミの管理、ネズミの餌になりそうなものを置かないといった対策は自分ができる有効な予防策です。
こうした対策は、業者へ依頼する・しないに関わらず、意識して続けることが大切だと感じています。
ネズミ駆除業者の多くは、現地調査や見積もりのみの相談にも対応しています。
その場で契約を決める必要はなく、状況や内容を聞いたうえで、一度持ち帰って検討することも可能です。
- 今の被害状況はどの程度か
- 自分で対応できる範囲なのか
- もし依頼した場合、どんな作業が必要で、どれくらいの費用がかかるのか
被害が大きくなる前に一度相談しておくことで、結果的に時間や費用、精神的な負担を抑えられるケースもあります。
「大丈夫かな?」と感じている今だからこそ、プロの話を聞き、納得できる判断材料を持っておくことをおすすめします。
今の状況を知り、選択肢を持っておくだけでも、ネズミへの不安を減らす一歩に繋がります。
無理のない方法を選びながら、安心できる環境を少しずつ取り戻していきましょう。


